ウクライナのゼレンスキー大統領はアメリカのトランプ大統領と電話会談を行い、ロシアに対する制裁や防衛協力について協議しました。

 ゼレンスキー大統領は5日、「トランプ大統領と建設的な会談をした」とSNSで明らかにしました。

 アメリカとの防衛協力ではドローンに関する協定の準備が整ったとして「最も強力な協定のひとつになる」と述べました。

 ロシアに対する制裁についても協議し「制裁が大きな変化をもたらす可能性がある」と期待感を示しました。

 トランプ大統領は8日までにロシアが停戦に応じなければ追加制裁を科す考えで、ウィトコフ中東担当特使が6日にもモスクワを訪問し停戦に応じるよう促すものとみられます。

 一方、イギリスのフィナンシャルタイムズは追加制裁は、ロシアが制裁回避のために運用するタンカーなどの「影の船団」を対象にしたものになると報じています。