台湾南東部に台風11号が上陸し、学校が休校になり、交通機関がまひするなどの影響が出ています。

 強い台風11号は13日午後1時ごろ、台湾南東部の台東県に上陸しました。

 台湾の中央気象局は短時間に激しい雨が降る恐れがあると予想していて、注意を呼び掛けています。

 台湾当局によりますと、これまでに住民ら5500人以上が避難したということです。

 また、学校が休校となり公共交通機関が運行を休止しています。

 台湾内を結ぶ空の便がすべて欠航し、フェリーなど船の便も運航を取りやめています。

 台風11号は台湾を横断し、14日未明には中国大陸南部に上陸する見込みです。

画像:CTS