政府は、宮城県と岩手県に設置している復興局を2026年3月で廃止する方針を固めました。宮城復興局の廃止について、被災地の市長や住民からは様々な声が聞かれました。

 気仙沼市の菅原茂市長は、廃止は既定路線とした上で、復興が終わったわけではないと強調しました。

 菅原茂市長「毎年要望を出していますので、その事が解決されたわけではないということですので、今後とも復興庁に話をしていきたいと思います」

 石巻市の市民からも、復興はまだ途上という声が聞かれました。

 石巻市民「やっぱりまだまだ困ってる人いっぱいいると思うのよ。だから、そういうこと言わないでやってもらいたいね」「この現地をよく調査されて、その上で判断されるべきではないのかなと私は思うのですが。ちょっと早すぎるんじゃないかと思います」「やっぱりまだまだ復興してない所もあるかなと思うので。もう少し残ってもらえたらいいかなとは思いますけど」