仙台市の八木山動物公園で、普段見られない動物たちの夜の姿を観察できるイベントが21日から始まりました。中でも注目は、日中は眠っている夜行性の動物たちです。
ナイトズージアムは、八木山動物公園が2007年から毎年この時期に開催していて、20日夜に一足早く公開されました。
園内は特別にライトアップされ、幻想的な雰囲気の中でスマトラトラやホッキョクグマなど、普段見られない動物たちの夜の姿を観察することができます。
目玉は夜行性の動物です。長いしっぽが特徴のアライグマの仲間キンカジュ―は普段、動き回る様子はほとんど見られません。
中島秀太記者「日中は巣箱で眠っていることが多いキンカジュ―ですが、活発に動いています」
このほかニホンザルへの餌やり体験や、飼育員による動物のガイドなども行われます。
八木山動物公園飼育展示課木元大聖獣医師「夜にしか見られない動物たちや飼育員たちが準備した明かりなど、普段見られない飾りも一緒に楽しんでいただければと思います」
ナイトズージアムは21日から4日間、開園時間を午後9時まで延長して開催されています。