他人が吸ったたばこの煙を吸わされる受動喫煙のリスクなどを伝えるパネル展が、宮城県庁で開催されています。

 宮城県は毎年9月1日からの1週間を、みやぎ受動喫煙ゼロ週間と定めています。

 県庁1階で1日から始まったパネル展では、肺がんになるリスクが1.28倍になるなど受動喫煙でも病気のリスクが高まることを伝えています。

 禁煙のコツとして、家族や周囲の人に禁煙を宣言したり禁煙開始日を設定したりすることを勧めています。

 厚生労働省の2022年の調査では、宮城県の喫煙率は18.3%と全国で6番目に高くなっています。

 宮城県健康推進課畑澤彩技術主任主査「みやぎ受動喫煙ゼロ週間をきっかけに、1人でも多くの皆様にご自身の身近なご家族の健康そして禁煙について考えていただければと」 パネル展は、5日まで開催されています。