3日の日経平均株価は反落し、終値は前の日より371円安い4万1938円でした。およそ1カ月ぶりに4万2000円台を割り込みました。

 財政不安を背景に世界各国で金利が上昇したことから、ハイテク株を中心に売りが広がりました。

根津アジアキャピタルリミテッド 河北博光氏 「金利が上がると成長株中心に下落傾向にあり、成長率の高い銘柄、ハイテク銘柄の下落が大きくなることで、ハイテク株のウェートが大きい日本株はそのマイナスの影響を受けやすい」

 市場には「5月に売って9月に買え」という格言があります。1月から5月にかけて株式相場は上昇し、6月から下げ9月に底を迎える傾向があるという意味です。

 しかし、今年は夏場も上昇し続け、9月を迎えています。

河北氏 「元々、9月は過去非常にパフォーマンス悪い月と知られ、警戒感が高かったなかで金利の上昇やトランプ政権のさまざまなニュースなどの悪材料が続いているので、少し今下落しやすい状況にある」

(「グッド!モーニング」2025年9月4日放送分より)