4日に発生した台風15号は線状降水帯を発生させる恐れもあり、大雨災害に厳重な警戒が必要です。台風の今後について気象予報士の久能木百香さんの解説です。
台風の接近前から大雨となっていて、4日は西日本、5日は東海や関東で記録的な雨量となる恐れがあります。
雨の予想で見ていきます。このあと昼すぎは九州で、夕方以降は四国や紀伊半島を中心に活発な雨雲が掛かり、四国や近畿では帰宅時間を直撃しそうです。
台風とともに激しい雨の範囲は東へと進む予想で、東海や関東では5日の通勤通学時間とピークが重なる見込みです。
新幹線や在来線など交通が乱れることも考えられます。
この先の48時間で降る雨の量です。特に赤や紫の表示、四国や東海、関東で200ミリ以上が予想されています。
これだけの雨が降ると災害が発生しやすく、線状降水帯ができると災害の危険度が急激に高まる恐れがあります。