9月は国が定めた障害者雇用支援月間です。重い身体障害のある人を社員として雇用する企業の入社式が、仙台市青葉区で行われました。

 通勤が難しい重い身体障害のある人を在宅社員として雇用する神奈川県の企業の入社式には、東北地方で採用された新入社員6人が出席しました。

 この企業では、全国で約600人の重い身体障害のある人を雇用しています。

 新入社員6人は今後、グループ会社の営業職が使用するデータの入力作業などをテレワークで担います。

 新入社員「孤独感が無い、心配が無いというところが(入社した)一番決め手になりました」「早く戦力になるような人材になれるように頑張っていきたい」

 スタッフサービス・クラウドワーク酒本速男さん「テレワークであれば重い障害があっても自宅で安心安全な場所で、ご自身の力を発揮できるというメリットがある」

 この企業では、身体障害のある社員の入社1年後の職場定着率が98.3%と、一般企業の身体障害者の定着率60.8%を大きく

上回っています。