宮城県で初めて開催される全国育樹祭まで1カ月となりました。会場の最寄りの新幹線駅で不審者の侵入を想定した訓練が行われました。

 全国育樹祭は森を守り育てる大切さを伝えるための式典で、10月4日と5日、宮城県で初めて開催されます。

 皇族や閣僚も来場する予定で、警察とJRでは4日、最寄り駅の新幹線駅となる白石蔵王駅で不審者の侵入を想定した訓練を行いました。

 訓練には駅員や警察官ら約20人が参加し、警察官がさすまたで不審者を牽制する技術を伝えました。

 刃物のような物を持った不審者役の警察官が現れ、駅員が距離を取って対応を続けていると通報を受けて駆け付けた警察官が制圧しました。

 全国育樹祭は10月4日に白石市の南蔵王野営場、5日に利府町のセキスイハイムスーパーアリーナで開催されます。