ウクライナの首都キーウにある政府庁舎などを標的にロシアが過去最大規模の攻撃を実施し、少なくとも3人が死亡しました。

 ウクライナ当局は7日にかけて首都キーウにある政府庁舎などにロシア軍の攻撃があったと明らかにしました。

 ロイター通信などはロシア側が政府庁舎を標的としたのは初めてだと伝えています。

 また、800機を超えるドローンやミサイル13発を発射していて、これまで最大規模とされてきた7月の攻撃を上回ったとしています。

 大部分は迎撃されましたが一部が着弾し、乳児を含む3人が死亡したということです。

 ウクライナのスビリデンコ首相は「建物は直せるが、人命は戻らない」と非難したうえで、国際社会に対し、ロシアへの制裁を強化するよう求めました。