ネパールでフェイスブックなどのSNSの使用を禁止した政府に対する抗議デモが広がり、少なくとも19人が死亡しました。

 ネパール政府は4日、オンライン上の誹謗(ひぼう)中傷やデマ、サイバー犯罪を規制するため、届け出のないSNSへのアクセスを遮断すると発表しました。

 禁止措置を受けて反政府デモが呼び掛けられ、一部は国会議事堂の敷地内に侵入するなど激しさを増しています。

 暴徒化するデモ隊に警察も発砲するなど応戦し、8日までにデモの参加者少なくとも19人が死亡したということです。

 現地メディアによりますと、使用が禁止されるのはフェイスブックやインスタグラムなど26のプラットフォームです。