アメリカにある韓国の自動車メーカー「ヒョンデ」の工場で、不法滞在などの疑いで拘束された労働者450人以上のなかに、日本人が3人含まれていたことが分かりました。

 ヒョンデとLGエネルギーソリューションがジョージア州に建設中のバッテリー工場で4日、ICE=移民・税関捜査局による大規模な摘発が行われ、労働者475人が不法滞在などの疑いで拘束されました。

 このうち韓国人労働者はおよそ300人にのぼりますが、その後の取材で、日本人労働者も3人いることが分かりました。

 3人は、日本企業からLGエネルギーソリューションに派遣されていたということです。

 韓国政府は、現地時間10日に拘束されている韓国人労働者をチャーター機で帰国させる予定です。