日経平均株価が9日、史上初めて取引時間中に4万4000円を突破しました。安全資産とされる金の小売価格も、初めて1万9000円台を超えました。
9日の日経平均株価は終値で4万3459円で、一時は、史上初めて4万4000円台に乗せ上げ幅は一時500円を超えました。
仙台市では、株価モニターの前で足を止める人たちの姿があり、期待や不安の声が聞かれました。
「一時的にうれしいんだけどね、上がることは。自民党のトップが誰になるかっていうことでだいぶ違ってくると思うので、一喜一憂したくないけどやっぱりちょっと不安もある」「次の総理大臣に期待するところが、何割かあるんじゃないかと思うんだけどね。我々庶民にはなかなか実感がないんですよ」
9日は株価の上昇に加えて、金の小売価格も1グラム当たり初の1万9000円台になりました。
金相場が好投を続ける中、仙台市太白区の中古品やブランド品の買い取り店では、金を売りに訪れる人が増えています。
万代阿部康一EC統括「市場の相場が近年、ものすごく跳ね上がっている状況なので、店頭でも持ち込むお客様が増えているのが実情です。思ったより金額がついているという印象を受けるお客様が多い」
ほぼ毎日、月に100人ほどが訪れ使わなくなった指輪やネックレス、ブレスレットなどが持ち込まれています。
万代阿部康一EC統括「金だけではなくプラチナも相場がすごく上がっていて、2021年ごろから伸び幅がどんどん増えている状況ですので、これからも買い取りは増えていくとみている」