鉄道の町として発展してきた、宮城県美里町にあるJR小牛田駅の歴史を紹介する企画展が開催されています。昔の貴重な鉄道グッズも展示されています。
JR小牛田駅は、東北線と陸羽東線、石巻線が交差する鉄道の要衝として栄えてきました。
駅構内の美里町総合案内所で開催されている企画展では、1890年の駅開業前からの変遷をパネルや写真で紹介している他、元職員らから寄せられた60点余りの鉄道グッズも展示されています。
戦後間もなくの小牛田駅で使用された灯油ランプの非常灯は、停電や災害で電灯が使えない時に設置されました。
SLとディーゼル車だった、昭和40年代の列車の運行計画を図に手書きしたダイヤグラムです。
美里町地域おこし協力隊久田大貴さん「鉄道の歴史を観光や教育にもつなげたい。この展示をきっかけに地元の方はもちろん、鉄道ファンにも小牛田駅の新しい魅力を再発見していただけたらうれしい」
企画展は、30日まで開催されています。