大阪・関西万博の会場でセアカゴケグモが見つかったことが分かりました。

 万博協会によりますと、これまで70匹程度が関係者エリアで確認されていましたが、9日に会場内の来場者が利用するテーブルにも卵が産み付けられているのが見つかったということです。

 これまでに健康被害の報告は入っていないということです。

 協会は専門業者に委託して定期的に駆除作業を行い、ホームページで来場者に注意を呼び掛けるなど対応を取っています。

 セアカゴケグモはオーストラリア原産の外来種の毒グモで、赤い模様が特徴です。

 近畿地方や東海地方に特に多く生息し、かまれると激しい痛みや吐き気などの症状が出ることがあります。