中東カタールでガザ地区の停戦案を協議していたイスラム組織「ハマス」の幹部を狙ったイスラエルによる攻撃で犠牲となったハマスメンバーらの葬儀が執り行われました。

 カタールの首都ドーハでは11日、死亡したハマスメンバーとカタール側の6人の葬儀が執り行われ、カタールのタミム首長らが参列しました。

 これに合わせてハマスは声明を出し、ガザ停戦案を協議中だった幹部を標的としたイスラエルの攻撃は仲介国も含めて「交渉のプロセス全体を標的とした」と非難しました。

 そのうえで、ハマスがガザ地区の戦闘終結の条件を変更することはないとも強調しました。

 この攻撃を巡ってカタール政府は14日からアラブ諸国などが参加する首脳会議をドーハで開催し、対応を協議すると発表しました。