中国商務省は9月14日から17日にかけてスペインでアメリカと4回目の米中協議を行うと発表しました。
米中協議には中国政府で経済政策を担当する何立峰副首相が参加します。
米中協議はスイスのジュネーブ、イギリスのロンドン、スウェーデンのストックホルムに続き、4回目となります。
中国商務省によりますと、今回の協議ではアメリカの関税措置のほか、中国初の動画投稿アプリでアメリカ政府が中国への情報漏洩(ろうえい)を懸念している「TikTok」についても話されるということです。
協議に先立って中国側は「中国政府は企業や個人に対し、現地の法律に違反する形で外国にあるデータを中国政府のために収集・提供するよう要求したことはない。TikTokを含む中国企業のアメリカにおける持続的な事業運営に対し、開放的で公平・公正かつ非差別的なビジネス環境を提供するよう」求めています。