ご近所トラブルを仲裁したという男が、殺人未遂の疑いで逮捕されました。

■スコップで…“仲裁者”逮捕

被害者の男性(77) 「瞬間にバコーンと来てね、ここに血がバーッと。シャツにも」

 16日、事件があったのは愛知県一宮市の駐車場です。

 言い合いになっていたアパートの上の階の男性と、下の階の77歳の男性。

下の階の男性 「毎日水が垂れてくる」

 植物の水やりを巡るトラブルです。

 そこへ仲裁にやってきたというのが、丸谷久志容疑者(70)。

 ところが、77歳の男性が持っていたほうきで突いてきたといいます。

 仲裁に入ったはずの丸谷容疑者はこれに激しく怒り、男性が持っていたスコップを奪い、頭などを数回殴った殺人未遂の疑いで逮捕されました。

 殴られた77歳の男性に話を聞くことができました。

被害者の男性 「(Q.容疑者はほうきが当たったので激高したと)いやいや、当たるわけがない。(ほうきを)後ろ向きに持って、こっちともみ合いになっているから」

 男性は「ほうきで突いていない」と話します。さらに…。

被害者の男性 「(Q.その人としゃべっていたらいきなり?)そう。もうこいつ(丸谷容疑者)が出てきたなんて思っていない」 「(Q.後ろから?)後ろだよ。スコップ(手から)抜かれているんです。もう(手の感触が)ゆるんだと思った瞬間、バコーンと来た」

 丸谷容疑者は…。

「弁解する余地はありません」

 被害者の男性は全治2週間程度のけがをしています。