木製のおもちゃを使った幼児教育、木育を行う宮城県川崎町の施設が1万人目の来場者を迎えました。

 廃校となった小学校を活用した複合施設、イーレ!はせくら王国の中に木育広場、里山エスクエラがあります。

 施設の来場者が26日に1万人目となり、セレモニーが行われました。

 1万人目となったのは大和町から訪れた家族で、記念品が贈られました。

 八島澄子さんと瑳和くん「記念すべき日で10月で2歳なので、前祝いになりとても良かった。木のぬくもりっていいですよね」

 ひのきのボールを敷き詰めたプールや木と木がぶつかり音を鳴らすおもちゃなど、子どもたちに木のぬくもりを感じてもらうことを目的としています。

 「ゲームとかだとすぐ飽きちゃうじゃないですか。このぐらいの子どもだと、こういう単純な遊びの方が真剣になって遊んでくれる」

 小山修作川崎町長「13年前まで支倉小学校として多くの子どもたちが勉強した場所です。木と触れ合って多くの子どもたちが、またここで楽しんでいただきたいと思う」

 イーレ!はせくら王国には、地元で取れた野菜などを販売するマルシェやカフェも併設されています。