宮城県石巻市の高校生を対象に東北運輸局の職員などが観光に関する出前授業を行い、経済活性化のため外国人観光客を取り込む重要性を伝えました。
東北運輸局とJAFの職員は、石巻市立桜坂高校の生徒たちに東北の観光分野の現状を説明しました。
東北運輸局の試算では、経済効果の面でみると人口が1人減った分を補うには、外国人観光客6人を呼び込む必要があるということです。
一方で、東北地方の外国人観光客の宿泊数は国内の1%ほどにとどまっていることから、外国人を受け入れる環境づくりが重要と話しました。
生徒「高校生ができる問題もあるんじゃないかなっていうのは思って、これから外国人と交流したいなっていうのは思いました」
桜坂高校では、外国人が過ごしやすい街をつくろうと英語での観光マップの作成などに取り組むことにしています。