タイとカンボジアは7月にマレーシアの仲介で開かれた首脳会談で停戦合意していました。

 しかし、朝日新聞によると、両国は27日に国境付近でそれぞれ相手側から「攻撃を受けた」と発表しました。

 タイ軍はカンボジア軍が銃や手投げ弾で攻撃してきたため、「標準的な手順に従い対応したことを確認した」と主張しています。

 一方、カンボジア国防省は応戦していないと説明し、両国の主張は食い違っています。

 今月17日には、国境付近にある集落でカンボジア住民とタイの治安当局の間で衝突が発生し、タイ側がゴム弾や催涙ガスなどを使って鎮圧していました。

(「グッド!モーニング」2025年9月29日放送分より)