第二管区海上保安本部の新人の機動救難士に、一人前の証である機動救難服が手渡されました。

 宮城県岩沼市にある仙台航空基地では28日朝、制服の貸与式が行われ出雲羽吹さんに機動救難服が手渡されました。

 機動救難士は、海難事故や船の上で急病人が発生した場合にヘリコプターで出動し救助活動を行います。

 出雲さんは4月に配属されて約6カ月間、機動救難士になるための様々な訓練を受けてきました。

 出雲羽吹さん「東北の皆さんに安心していただけるような隊員になりたいと思っている中で、海難現場で助けを求めている方々には命と心を救っていけるような隊員になりたい」

 出雲さんは、29日から一人前の機動救難士として救助活動に当たります。