アフリカ南部のボツワナ。アクシデントが起きたのはサファリツアーの最中でした。
突然、1頭のアフリカゾウが威嚇の声を出し、観光客らを乗せたボートに突進し始めたのです。
慌てて距離を取ったものの、すぐに追い付かれてボートは転覆。それでもゾウの怒りは収まらず、1人の女性が水の中に突き飛ばされてしまいました。
撮影されたのは世界遺産のオカバンゴ・デルタ。内陸にある湿地帯としてはアフリカ最大級で、野生動物の楽園として知られています。
襲われたのはイギリス人とアメリカ人のグループで、幸いにもけが人はなし。原因は子連れの群れに近付きすぎたためとみられています。
ボツワナではゾウの見学ツアーは重要な観光産業ですが、近年、ゾウとのトラブルが増加。当局が注意を呼び掛けています。