宮城県涌谷町の老舗醸造会社が、仙台みそとしょうゆのドイツへの輸出を始めました。
みそとしょうゆを醸造する涌谷町の川敬醸造は1909年創業の老舗で、これまで全国の鑑評会で数々の賞を受賞するなど高い醸造技術が評価されています。
今回、ドイツへの輸出を始めたのは仙台みそ2種類としょうゆで、8月26日には商品を初めて出荷する初荷式が行われました。
輸入販売を行うドイツの輸入業者、シガフード代表の父親が大崎市出身という縁から取引が実現しました。オンラインショップなどで販売されます。
川敬醸造川名醸治社長「国内向けに売ることはいっぱいいっぱいで、海外に向けての取引がこれからのキーポイントになると思っていた矢先だったので、手を上げたという具合でございます」
川敬醸造では販売状況をみながら今後、徐々に輸出を増やしていきたいとしています。