東日本大震災の被災地で復興のシンボルとして特産化が進められている、オリーブが収穫されました。

 石巻市河北地区の津波の被害を受けた地区では、住宅が移転した跡地に復興のシンボルとして約500本のオリーブの木が植えられ、毎年収穫ができるまでに育ちました。

 雨が少なかった影響が心配されましたが順調に育ち、収穫量は前年より400キロほど多い約2トンが見込まれています。

 宮城リスタ大川大槻幹夫会長「ここにオリーブがあって、昔俺たち住んでいた所からオリーブが取れてるよと、地域が元気になってもらえばいいのかなと思っています」

 収穫されたオリーブは、石巻市の施設でオリーブオイルに加工されイベントなどで販売されます。