9日に告示される宮城県知事選挙に立候補を表明している遊佐美由紀県議が公約を発表し「ボトムアップ型の県政」への転換を訴えました。

 遊佐美由紀氏「村井県政で響かなかった声、ボトムアップが必要だと考えます」

 遊佐氏は、5期20年にわたった村井県政を「県民不在のトップダウン型」と批判し、県民の意見を聴く対話側の県政への転換を訴えました。

 具体的な手法として、子どもから高齢者まで世代ごとの会議を立ち上げて政策に反映させると話しました。

 少子化対策では、市町村が負担している子どもの医療費を県が賄うことで、高校卒業までの医療費を無料にすると訴えました。

 遊佐美由紀氏「安心というのをしっかり土台において、幸せを実感する、そして豊かさを実感する、これがとても大切だと実感しております」

 9日に告示される宮城県知事選挙には、他に現職の村井嘉浩氏、元角田市職員の伊藤修人氏、元参議院議員の和田政宗氏、自然塾を主宰する金山屯氏、出版社社員の武藤心平氏、元新潟大学准教授の古市尚高氏が立候補を表明しています。