アメリカのトランプ大統領はイスラム組織「ハマス」に対し、ガザ地区での戦闘終結に向けた新たな和平案に日本時間の6日朝までに合意するよう迫りました。
トランプ大統領は3日、自身のSNSで、自らが提案したガザの和平案について、「ハマスには最後のチャンスが残されている」として、日本時間の6日午前7時までに合意するよう回答期限を示しました。
トランプ氏はハマスが合意すればハマス戦闘員の命を救い、暴力と流血は終わるとする一方で、合意しなければ「見たことのない地獄がハマスに降りかかるだろう」と警告しました。
また、ガザの市民に対し、安全な地域に直ちに退避するよう呼び掛けました。
トランプ氏は先月29日、イスラエルのネタニヤフ首相との会談後に、ハマスが和平案を拒否すれば、イスラエルの戦闘継続に「全面的な支持を与える」と発言していて、回答期限を示されたハマスの対応が今後の焦点となります。