アメリカのトランプ大統領はガザの和平案に対するイスラム組織「ハマス」の回答について、「平和への用意があると信じる」との認識を示しました。

 トランプ大統領は3日、ガザでの戦闘終結に向けた自らの和平案に対して、ハマスから回答を受け取ったことを明らかにしました。

 ハマスは回答の中で、和平案に基づいて必要な条件を満たすなら人質解放に応じるとし、仲介国を通して交渉を始める用意があるとしています。

 トランプ氏はハマスの回答について、「恒久的な平和を受け入れる用意があると信じる」として、人質を安全に救い出すため、イスラエルに対してガザでの空爆を直ちに止めるよう求めました。

 トランプ氏はハマスに対し、日本時間の6日午前7時までに回答するよう期限を示し、圧力を加えていました。

 ただ、ハマスの回答には和平案で求めている武装解除について言及しておらず、イスラエル側の対応が注目されます。