財務省が実施した30年物の国債の入札で、落札利回りは過去最高だった前回を下回りました。

 7日に実施された30年債の落札利回りは3.259%で、1999年に入札が始まって以来、過去最高だった先月の3.277%を下回りました。

 需給の悪化を受け、財務省は7月以降、30年債の発行額を当初の計画より1000億円ずつ減額しています。

 応札額を落札額で割った応札倍率は3.41倍で、こちらも前回の3.31倍を上回りました。