宮城県栗原市でキノコ採りをしていてクマに襲われ死亡した女性は、正面から襲われたとみられることが新たに分かりました。

 3日、栗原市の山でキノコ採りをしていた志水春江さん(75)がクマに襲われ死亡しました。

 一緒に山に入った70代女性の行方が分からなくなっていて、警察が7日もパトカーで巡回し目視で捜索しています。

 死亡した志水さんは仰向けで血を流して倒れていて、首の前部には深い爪の痕が残っていました。クマと鉢合わせし、正面から襲われたとみられています。

 地元猟友会は、クマを捕獲するため現場周辺に箱わなを2基設置しました。

 6日午前には、体長70センチほどの子グマが捕獲されましたが、志水さんを襲ったクマとは別の個体とみられています。