水産高校の生徒たちを乗せた宮城県の海洋総合実習船、宮城丸が45日間のマグロ漁の実習のため気仙沼港を出港しました。

 気仙沼向洋高校2年武田太陽さん「仲間と助け合いながら規律を守り、1つ1つの体験を大切にし、実りある実習にしていきたいと思います」

 航海実習は、気仙沼向洋高校と宮城水産高校の生徒計30人が参加し、小笠原諸島沖でマグロはえ縄漁を行います。

 寄港先を例年のハワイのホノルルからインドネシアのバリ島へと変更して実施する予定でしたが、インドネシアの情勢悪化などを受け、県教育委員会が沖縄に変えました。

 生徒「船に乗るということは普通の学校では体験できないことだと思うので、誇りに思いつつ船の構造や走らせ方、見張りの仕方とかを諸々学びながら頑張りたいなと思います」

 保護者「長い期間離れるので、色々な事を学んで大きくなって帰ってきてくれたらと思ってますね」

 宮城丸は、11月19日に気仙沼港に戻る予定です。