9日朝、台風22号が伊豆諸島を直撃しました。八丈島では線状降水帯が発生して、記録的な大雨となっています。

 台風22号は非常に強い勢力を保ったまま、明け方に伊豆諸島南部を通過しました。

 台風の中心に近い八丈島では線状降水帯が発生し、午前6時20分には大雨特別警報が発表されました。

 48時間に降った雨の量は480ミリを超えて、統計史上最大となっています。

 また、暴風も記録的で、明け方には最大瞬間風速54.7メートルと、20年ぶりに50メートルを超える暴風が吹きました。

 台風は9日午前、伊豆諸島から次第に離れていて、雨や風のピークはすでに過ぎましたが、引き続き土砂災害などに警戒が必要です。