東急田園都市線の衝突脱線事故で、原因であった信号システムの不備について東急電鉄が確認したところ、二子玉川駅と新横浜駅でも不備が確認されました。
東急電鉄によりますと、5日夜に東急田園都市線の梶が谷駅で列車同士の衝突脱線事故があり、原因は信号システムの不備だったことが明らかになりました。
東急電鉄は梶が谷駅と路線の構造が似ている東急線の33駅を調べたところ、二子玉川駅の1カ所と新横浜駅の2カ所の合わせて3カ所で梶が谷駅と同様の信号システムの不備が見つかったと明らかにしました。
応急措置として、接触する可能性がある場所については列車が通過したことを確認してから、もう一方の列車の信号を青にするということです。
この3カ所の信号システムの改修は10月23日までに完了する予定だということです。