石破総理大臣は、任務中の事故などで亡くなった自衛隊員の追悼式に参列し、「隊員を失ったことは痛恨の極みだ」と哀悼の意を表しました。

石破総理大臣 「不幸な出来事を繰り返さぬよう最善の努力を尽くしますとともに、殉職された隊員のご遺志を受け継ぎ、国民の命、平和な暮らしを守るため全力を尽くして参ります」

 追悼式では、去年11月に福岡県宗像市沖で発生した海上自衛隊の掃海艇「うくしま」の沈没事故や、今年5月に愛知県犬山市で起きた航空自衛隊のT4練習機の墜落事故で亡くなった隊員ら、30人の名簿が奉納されました。

 殉職者は自衛隊の前身となる警察予備隊ができて以降、75年の間で2142人となりました。