排ガス規制の強化を受けて排気量が50cc以下の原付バイクの生産を終了するホンダが、出力を抑えることでこれまでと同じ免許で運転できる新たな原付を発表しました。

 ホンダが発表したのは、排気量が110ccの原付バイクです。

 出力を50ccと同程度にし、普通免許などで運転できるようにしました。

 11月から順次、4種類発売します。

 安全装備などを充実させ、価格は最も安いモデルで、これまでよりおよそ6万円高い23万9800円だということです。

 排気量が50cc以下の原付バイクは、手ごろな価格から「庶民の足」として親しまれてきました。

 しかし、11月から強化される排ガス規制に適合するには多額のコストがかかるとして、ホンダとスズキは生産を終了します。