家庭で余った食品を集め支援が必要な人に届けるフードドライブが、宮城県庁で始まりました。

 県は食品ロス削減のため10月30日を、みやぎ県民食べきりの日と定めています。

 これに合わせて宮城県庁1階には24日と24日にフードボックスが設置され、賞味期限が1カ月以上先で常温保存ができる未開封の食品を受け付けています。

 早速、建設会社の社員がカップ麺など現場で余った食品を寄付していました。

 建設会社社員「無駄なく使っていただけるのであれば、こちらも助かります」

 宮城県の推計によりますと、宮城県では年間7.5万トンの食品ロスが発生していて、これは、全ての県民が毎日おにぎり1個を捨てているのに相当するということです。

 宮城県循環型社会推進課三浦敬課長「生活に困窮されている方々に届ける取り組みになりますので、是非お持ちいただければと思います」

 寄せられた食品は、NPO法人フードバンク仙台を通じて、支援を必要とする人に届けられます。

 khb東日本放送でも県などと実証事業を行っていて、本社1階にフードボックスを設置し食品の寄付を募っています。皆様のご協力をお願いします。