宮城県栗原市では、正月に欠かせない切り餅作りが最盛期を迎えています。

 栗原市栗駒の吉尾ファームでは連日、従業員総出で2台の餅つき機をフル回転させて、1日500キロのもち米を使い切り餅を作っています。

 価格の高騰でうるち米を作付けする農家が増え、もち米が不足し価格が高騰していますが、吉尾ファームでは自前の水田で収穫したもち米を使っているため影響は無いということです。

 吉尾ファーム吉尾寛社長「うちの餅を食べて懐かしさを感じながら、良いお年を迎えていただければ有難いなと思います」

 例年並みの23トンの切り餅を出荷する予定で、作業は30日まで続きます。切り餅は、宮城県をはじめ全国へ発送されます。