酒を飲んで車を運転し事故を起こしたとして、宮城県立高校に勤める男性教諭が懲戒免職処分となりました。

 10月23日付で懲戒免職処分となったのは、宮城県迫桜高校の桐澤悠生教諭(27)です。

 県教育委員会によりますと、桐澤教諭は今年8月15日、仙台市内でビール5杯とハイボール3杯ほどを飲んだ後、市外の自宅へ帰るために自家用車を運転。宮城県利府町の県道で自損事故を起こし、車内にいたところを警察に声をかけられました。

 検査の結果、呼気から基準値以上のアルコールが検出されたということです。

 県教委では、今年4月にも飲酒運転をした小学校教頭を懲戒免職としています。

 佐藤靖彦宮城県教育長は「そのような中でのこのような行為は言語道断です。コンプライアンスを遵守するよう指導を徹底していきます」
とコメントしています。

 また、同僚女性の手を握るなどし精神的な苦痛を与えたとして、特別支援学校に勤める57歳の男性事務室長を停職3カ月の懲戒処分としました。

 事務室長は9月13日未明、飲み会の帰りに女性と2人きりになった状況で手を握ったほか、体を密着させたり腰や背中を触ったりしたと
いうことです。