アメリカのトランプ大統領の来日を前に、警視庁の幹部らが集まる警備会議が開かれ、態勢の確認や警戒強化などが指示されました。

迫田裕治警視総監 「こうした機会を捉えて、ローン・オフェンダーのほか、国際テロ組織や反米を主張する極左暴力集団、右翼などが違法行為を企図している可能性も否定できません」

 24日の会議には警視庁の幹部らが集まり、トランプ大統領の来日に伴う現場の警備態勢の確認や警戒強化などが指示されました。

 27日から29日までの来日期間中、警視庁は副総監をトップとする特別警備本部を設置し、特別機動隊や方面機動隊を招集するなどして、最大およそ1万8000人態勢で警備を行う予定です。

 また、有事に備えて爆発物処理・化学防護部隊のほか、ドローン対策部隊や警備犬なども配置します。