JR東日本は、利用客が特に少ないローカル路線の2024年度の収支を公表しました。
収支が公表されたのは、JR東日本の路線のうち利用者が特に少ない36路線71区間で、全てが赤字でした。
宮城県の5区間のうち赤字額が最も大きかったのは、大船渡線の16億8200万円でした。
100円の収入を得るために経費がいくらかかるかを示す営業係数は、豪雨被害で2024年7月からバスの代行運転をしている、陸羽東線の鳴子温泉−最上間が71区間の中で最も高い2万2360円、古川−鳴子温泉間は1362円でした。
このほか、気仙沼線が3416円、大船渡線が1502円、石巻線が851円となっています。