東北電力の女川原子力発電所2号機が再稼働してから、10月29日で1年です。周辺の住民からは「とにかく安全に運転ほしい」といった声が聞かれました。

 女川原発2号機は東日本大震災で被災して運転を停止していましたが、安全対策工事が完了し2024年10月29日に原子炉を再稼働させました。

 再稼働が1年が経ち、原発が立地する宮城県女川町の住民からは「大きな変化は感じないものの、安全に運転してほしいと」いった声が聞かれました。

 「あまりそういう話題は無いないですかね。不安はしょっちゅう感じてますが、安全に運転してくれてるだろうということを信じて生活しています」

 「危険はずっと続いてますよね。これ以上危険な物は増やすべきじゃないと思います。絶対止めるべきだと思います。」

 女川原発2号機は、テロ対策施設の完成延期に伴い2026年12月に運転を停止する予定です。

 工事完了は2028年8月で、2026年12月から約1年8カ月運転を停止する予定です。