火事の増える季節を前に東京消防庁は東京・新宿区歌舞伎町で飲食店の入るビルなどに立ち入り検査をし、避難経路が適切に確保されているか確認をしました。

 東京消防庁は29日、歌舞伎町で夜間に営業する飲食店が入るビルなどに一斉に立ち入り、避難経路となる階段に障害物が置かれていないかなどを確認しました。

 東京消防庁は毎年、立ち入り検査をしていますが、8月に大阪・道頓堀で消防隊員2人が死亡したビル火災を受け、今回は例年の倍の約200カ所を検査したということです。

 東京消防庁は「乾燥して火災が増える季節なので、火の不始末などに注意してほしい」と呼び掛けています。