ネット通販サイトを運営するアイリスプラザが、外国製の商品を日本製であるかのような不当な表示をしたとして、消費者庁から再発防止策を講ずるよう措置命令を受けました。
景品表示法の違反行為が指摘されたのは、アイリスオーヤマ製品などの通販サイトを運営する仙台市青葉区のアイリスプラザです。
公正取引委員会によりますと、アイリスプラザはオンラインモール内に開設した自社サイトで2024年10月から約半年間、一般消費者をだますような不当な表示をしていたということです。
具体的には、防災用品や家電など101の商品について中国やマレーシアなど海外で生産されたにもかかわらず、生産国を国内と表示していました。
消費者庁は、5日付でアイリスプラザに対し違反を消費者に周知することや、再発防止策を講じることなどを命じました。
アイリスプラザは「真摯に受け止め再発防止に努める」と応じたということです。