日本三景松島では、紅葉シーズンを迎え様々なイベントが始まっています。
松島離宮の紅葉は10月下旬から色づき始め、現在は赤と緑の葉のコントラストを楽しめます。
美しい紅葉をゆっくりと楽しんでほしいと始まったのが。
重信友里アナウンサー「ワンコイン500円でおちょこと日本酒1杯、更に松島離宮の入場券が付いたお得なイベントが5日から始まりました。紅葉×日本酒フェスティバルです」
宮城県15の酒蔵の自慢の1本が並ぶイベントでは、まろやかな味からキリっとした辛口まで幅広い日本酒がそろいます。
2月に熱燗を楽しむ同様のイベントを開催したところ好評だったことから、今回はこの時期にしか味わえないひやおろしをメインに企画されました。
個性豊かな日本酒と合わせたい秋の味覚も並びます。大きなサケが乗ったはらこ飯に、香ばしく焼き上げたサンマ、大きなサトイモがゴロゴロ入った芋煮などのグルメも販売されました。
訪れた人はさわやかな秋晴れの下、好みの1杯を楽しんでいました。
「すごくきれいで真っ赤。こんなにきれいだと思っていなかったのでびっくりしています。フルーティーでおいしいです」「おいしいです。温かくてとてもおいしい。最高ですね。青空で紅葉で、温かいお酒と芋煮でもう最高」
松島離宮フロアマネージャー齋藤つばささん「松島ならではのカキの料理や山形の芋煮をお楽しみいただきつつ、景色も楽しみつつということで心も体も全て満喫してほしい」
このイベントは24日までの開催で午前10時から午後3時半です。
そして松島離宮では毎年恒例、紅葉のライトアップイベントが5日からスタートしました。
水面に映る紅葉との景色が圧巻で、庭園と光が幻想的な空間を作り上げています。
紅葉だけではなく松島離宮を象徴するレツルタワーもライトアップされていて、松島湾をイメージした水盤に映し出される風景もこの時期しか見られない光景です。
更にライトアップの見どころの1つが、大迫力のプロジェクションマッピングです。テーマは「時空を超えて巡る、松島の四季と歴史」です。
初めて実施される水鏡に映る和傘のライトアップは、和傘を屏風に見立てていて幻想的な景色に趣のある雰囲気を添えています。
紅葉が見頃を迎えている松島離宮のライトアップイベントは、24日まで行われています。