独裁政権が崩壊したシリアの暫定政府大統領がトランプ大統領と会談し、国家再建に向けて協力することで一致しました。シリア大統領のホワイトハウス訪問は初めてのことです。

 シリア暫定政府のシャラア大統領は10日、ホワイトハウスでトランプ大統領と1時間以上にわたって会談しました。

 会談は非公開で実施され、経済協力などで関係を強化することが確認されたということです。

 また、シリア政府と取り引きをした企業などに制裁を課す制度の執行停止を180日間延長することも発表され、独裁政権崩壊後の再建を後押しすることになります。

 1946年にシリアが独立して以降、大統領がホワイトハウスに訪問するのは初めてのことです。