いじめ問題で活動を自粛していた仙台育英サッカー部が、12月に開催される全国高校サッカー選手権の出場を辞退することになりました。
仙台育英によりますと、11日午後5時過ぎに宮城県サッカー協会に辞退届を提出したということです。
仙台育英サッカー部では、3年生部員が1年生の頃から継続的に複数の部員から暴言を浴びせられるいじめを受けていたということで、学校は10月から「いじめ防止対策推進法」に基づき調査していました。
関わっていた部員や顧問に話を聞くなど調査はまだ続いていていますが、学校側は再発防止を確実なものにするためには、大会に参加しながらでは難しいと判断したということです。
出場辞退を受けて、12月の全国選手権に出場する宮城県の代表校については日本サッカー協会や全国高体連などが協議して決めるいうことです。