18日午後3時から19日午後3時までに、宮城県ではクマの目撃情報が14件発表されています。
仙台市3件、大崎市・大衡村・栗原市・富谷市で各2件、名取市・大和町・白石市で各1件でした。
仙台市3件の内訳は、青葉区が折立と上愛子で計2件、太白区が秋保で1件でした。3件全てが住宅の敷地内です。
更に折立2丁目では18日夜、住宅敷地内で同時に3頭が動物センサー付きカメラに映っていたということです。
富谷市では、住宅の敷地にクマ1頭が現れました。2時間近く居座った後麻酔銃を使って捕獲されました。
富谷氏が撮影した映像では、19日午前9時すぎにひより台1丁目で、クマが住宅の塀の上から顔を出し、周囲を気にするような素振りを見せています。
クマは住宅の庭にとどまり、人に危害が及ぶ可能性が高まったことから、目撃から2時間近く経った午前11時半ごろ市が麻酔銃で捕獲しました。
近所の住民「いや怖いですよ。それだけ食べ物がないってことでしょう山に。そちこちに出ていますよ。まさかここに来るとは思わなかったです」
捕獲されたクマは体長70センチほどの成獣とみられ、その後駆除されました。