仙台市が青葉区の西公園に整備する大型の屋内遊び場について、2029年の開館に向けて準備を進めていることが分かりました。
仙台市の屋内遊び場基本計画の中間案によりますと、今後のスケジュールとして2026年度に設計を実施した後、2027年度には工事を始め2029年内の開館を目指すということです。
遊び場の施設は吹き抜けを活用した大型遊具を配置するほか、飲食や交流を目的とした空間などを設け、鉄骨2階建てで延べ床面積は約3700平方メートルとなります。
仙台市には子どもたちが使える大型の屋内遊び場が無く、今回の施設は子育て世代からの強い要望を受けて実現しました。
西公園の敷地内に整備されることで、外での遊びとの連続性を持つことで多様な遊び方に期待が持たれています。
総事業費は本体施設の約35億円のほか、地下鉄東西線大町西公園駅への連絡橋や立体駐車場の整備費用などが30億円で、計65億円程度となる見込みです。