ニューロダイバーシティという考え方が注目されています。個人の違いを多様性と捉え、能力を発揮できる社会に向けて、仙台市が電通グループの会社と協定を結びました。
ニューロダイバーシティとは、脳や神経に由来する個人の特性の違いを、欠如や優劣ではなく多様性として認める考え方です。
電通グループのdentsuJapanは、1日から東北大学と研究所を設立し誰もが個性や能力を発揮しやすい環境の構築を目指し、新たな職場モデルの開発を進めています。
仙台市はdentsuJapanと協定を結び、実証実験などに全面的に協力します。 郡仙台市長「仙台モデルとして日本中にあるいは世界に発信できるものになるのではないかと期待が膨らんで、すぐにご一緒させていただきたいと思ったところです」
dentsuJapanチーフ・ダイバーシティ・オフィサー口羽敦子さん「医療的な診断の特性の見極めはあるんですけど、どう組織で活躍できるのか、組織で活躍するための特性を見極めることが1つ目の大きな課題と思います」
実証実験は2026年度から始まる予定で、3年かけて新たな職場モデルの完成を目指すということです。