10月の宮城県知事選挙に無所属で立候補し、次点で敗れていた自民党の和田政宗元参議院議員が、党本部に離党届を提出しました。

 和田氏は20日午後に自民党本部を訪れ、離党届を提出したということです。

 和田さんはNHKアナウンサーを経て、2013年の参院選にみんなの党から出馬し初当選しました。

 その後、自民党に移り3期目を目指した7月の参院選で落選していました。そして10月に行われた知事選挙に無所属で立候補。

 参政党の支援を受けて現職の村井嘉浩氏と接戦を展開しましたが、僅差で敗れました。

 和田氏が報道各社に配布した文書によりますと、知事選での和田氏からの支援要請に対して、自民党県連が明確な結論を出さなかったことなどを離党届を出した要因に挙げています。